BOOKS1 「そんなことはもう忘れたよ〜鈴木清順閑話集〜」
2017年2月、92歳で逝去された映画監督「鈴木清順」氏の晩年から逝去後のまでのインタビューを中心とした、フォトブック。
映画「ピストルオペラ」のスチールカメラマンとして撮影に参加する少し以前に、監督と別のお仕事で知り合った。私は当時20代だったが、すっかり清順翁が大好きになってしまったのだった。
それから亡くなられるまでの約20年。時折、お酒を酌み交わしたりする間に、奇才の映画監督としてではなく愛すべき人物として(そうはいえ、類い稀なる人物であることには変わりがないのだが)の記録を残したい、と思うようになった。できれば生前に出版をしたかったけれどなかなか叶わず、2011年のインタビューにはじまり逝去1年後にようやく世に出せたこの本は、遺された者からの、清順さんへのラブレターとも言える。
今でも時々、「清順さん元気かなあ」と、思う私である。
映画「ピストルオペラ」のスチールカメラマンとして撮影に参加する少し以前に、監督と別のお仕事で知り合った。私は当時20代だったが、すっかり清順翁が大好きになってしまったのだった。
それから亡くなられるまでの約20年。時折、お酒を酌み交わしたりする間に、奇才の映画監督としてではなく愛すべき人物として(そうはいえ、類い稀なる人物であることには変わりがないのだが)の記録を残したい、と思うようになった。できれば生前に出版をしたかったけれどなかなか叶わず、2011年のインタビューにはじまり逝去1年後にようやく世に出せたこの本は、遺された者からの、清順さんへのラブレターとも言える。
今でも時々、「清順さん元気かなあ」と、思う私である。